2011年5月18日水曜日

「イルカ肉をマグロの釣りエサに?!」 政府は否定するが‥

米国を拠点に活動する"フレンズ・オヴ・シー"、"アース・アイランド"が、
「インドネシアの遠洋漁業は、マグロ漁でイルカ肉をエサにしている。」
と、写真付きで訴えかけた。

この主張に対し、インドネシア政府は、「写真に写っているのはサメ。イルカの
肉なんか使っていませんよ!」、と否定している。

"フレンズ・オヴ・シー&アース"の代表は、「きちんと、説明をして頂けなければ、
米国でインドネシア産のマグロ不買運動に持ち込みますよ。」、と応じている。

インドネシア政府は、「もしこの2団体が、こういう訴えを続けるならば、西部・中部・
太平洋漁業委員会(WCPFC)の年次会議に、持ち込みますよ。」、との返答。

インドネシア英字紙 ジャカルタ・ポスト 05/18


<私は考える>

クジラ、イルカに対して欧米の多くの国は、異常に敏感な反応を起こします。
日本で育った多くの人には、共感しにくい、馴染みの薄い事情かもしれません。
共感する人もいるとは思いますが。

個人的には、欧米の意見に同調を感じています。暗い海の中で、唯一、人間の
心を救ってくれる者たち、それが、クジラ・イルカ、だという考え神話に共感を覚
えるからです。

なぜ、牛をガツガツ食べる人間が、クジラ・イルカに関しては敏感なのか。
「牛の食用を止めろ!」という声も、欧米には実際は多いのです。ただ、メディア
が伝えないだけです。 その為に、「なぜ、クジラ漁はいけないのか?不公平だ。」
という意識が生じています。

世界一、ベジタリアン・穀物オンリーな人が多いのは、アフリカやインドだと思います。
でも、その次に、米国が来るはずです。誰かが、情報を遮っているのです。

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